2011年1月 6日 (木)

簡易ECSの改良

 簡易ECS(簡易環境制御装置)をちょっこし改良しました。

  1. リモコン信号のコピー機能追加
  2. リモコンの繰り返し操作機能追加

 リモコン信号のコピー機能は、ひとつのチャンネルに学習したリモコン信号をほかのチャンネルにコピーする機能で、1スイッチ操作によりユーザ自身で実行できます。

 簡易ECSでどのチャンネルにどのリモコン信号を割り当てるかは、リモコンの学習で決まりますが、使っていくうちに最初に学習した割り当て(順番)を変更したくなることがあります。この場合、今までは再学習作業が必要でしたが、コピー機能で1つずつ移動して行き希望の割り当てに変えることができるようになりました。(いままでどおり再学習による方法も可能です)

 また、テレビの音量操作などはテレビ放送を見るときのほか録画した番組やDVDを見るときにも必要なので、音量操作はテレビ操作のグループとDVDレコーダのグループ両方にあったほうが便利です。この場合テレビグループからDVDレコーダグループにコピーすることで学習作業は1回で済みます。

 コピーの操作方法は以下のとおりです。例:チャンネル30の学習内容をチャンネル40にコピーする場合

  1. チャンネル30のリモコン操作を行います。
  2. オートスキャンでチャンネル40を表示させます。(40,41,42...と表示が切り替わっていく状態にする)
  3. チャンネル40が表示されている間にスイッチを8回連打します。ブザーが鳴ってコピーが完了します。(チャンネル30の内容は残ります)

簡易ECS説明書

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ワンスイッチ学習リモコン更新

 ワンスイッチ学習リモコンは市販の学習リモコンを改造した物ですが、使用していたリモコンが製造終了となったため、後継機種を改造することになりました。

R017003_2 R016801_2 使用したリモコンにより2機種あります。写真左は12ボタンx8グループで合計96種の操作ができるタイプ。写真右は12ボタンx4グループで合計48種の操作ができるタイプです。

 操作数(グループ数)以外の機能は同じで操作方法も前のリモコンとほぼ同じですが、新規作製にあたり少し変更/改良を加えました。

  1. 繰り返し操作機能を追加
  2. グループあたりのボタン数を9個から12個へ増加
  3. グループ数設定機能を追加
  4. ばたつき除去機能を追加
  5. スイッチのジャックを下(底)へ移動
  6. ブザー音を聞きやすく変更

それぞれの詳細は追って説明します。

1スイッチ学習リモコン[48操作]

1スイッチ学習リモコン[96操作]

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テレビ用ワンスイッチリモコン更新

 ワンスイッチリモコンは市販のリモコンを改造したものですが、改造に使用していたリモコンが製造終了になったため、後継機種を改造して作ることにしました。

R016518  機能や操作方法は前と同じですが、放送切換操作を少し改良しました。

 今までは放送切換操作を行うと、1回ごとに地上アナログ→地上デジタル→BS→CSと放送が切りかわりましたが、地デジ化が進み地上アナログと地上デジタルを切り換えて見るケースは少ないと思います。またCSは、契約していない人にとっては切り換える必要性が無く、BSから地デジに切り換えるときによけいな操作が必要になってしまいます。

 新しいリモコンは放送切換を個別に行うことができるためワンスイッチ操作で切り換える放送をユーザが選択できるようにしました。たとえば放送切換1回ごとに地上デジタルとBSの間を交互に切りかわるようにできます。

ワンスイッチリモコンの説明

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